太陽崇拝

真夏は海の祭壇に出よ

砂浜に人身御供のわが身を捧げ

波に洗わせ太陽に焦がせ



われらは太陽の子であった



いまぞろぞろと波打ち際の礼拝に並び

全裸の体を焼きつくす

それが太陽神への貢物

さあ黒く焼かれよ

プロミネンスの火を吐かれよ

絶大なるわれらが太陽神よ



この星は炎上している



24/09/01 00:04更新 / キム ヒロ
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