アポリネールの丘
朝日がさすアポネールの丘へ
白い雲が出る丘へ
キプロスを護るように定められている
豊穣の丘 霞に包まれた時間 ゆっくりした
楕円の野原
パピルスに書かれた文字を読む
小さな言葉にくちずけする
蘆の笛がなる欧州の風に
透き通るような青空に
はかない時が永遠を刻む丘へ
小川のほとりや暑い夏の日を歌った
汝の渇きを癒すが良いこの丘で
めぐみの雨をふらすが良い
低くしわがれる聖なる言葉で歌うがいい
25/01/11 12:46更新 /
平尾 直久
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