深夜ダイビング
夜の浅瀬は1日を終えた開放感で
自由でとても心地よく
このまま夜が続けばいい
浮かれていたのか
流されていたのか
気づいた時には潜りすぎ
あっという間に時刻は深夜
真っ暗闇の不安の中で
徐々に苦しくなっていく
潜ることも浮上することももうできず
迫る明日から逃げようと
必死にもがいてみるけれど
心地良さは何処へやら
苦しさの中で気を失う
気づけば朝で
浜辺に打ち上げられたよう
昨夜潜りすぎたせいか
浜辺で寝ていたせいなのか
体は異常に疲れている
それでもきっと今夜も潜る
深夜ダイビング
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