足跡

辺り一面に真っ白な雪が積もった日

履き慣れないスノーブーツで一歩一歩慎重に歩く

疲れてふと立ち止まると後ろには足跡が伸びていた

帰りには消えているかもしれないけれど

大丈夫、一歩ずつでも前に進めているとわかったから



21/01/31 13:35更新 / 卯月
いいね!感想

TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c