日常

夜、その日の何気ない出来事を

君が楽しそうに話して

私はそれを聴きながら

2人分のコーヒーを入れる

ゴリゴリと豆の砕ける音と

君の話が心地よい

コーヒーが入ったら

2人ともそっと読書を始める

秒針の音、ページをめくる音

コーヒーの香り、君の息遣い

それだけがある時間

それすら忘れるような時間

そんな時間が私の特別な日常

21/02/14 21:53更新 / 卯月
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