境界線

夕暮れと夜の境界線

常夜灯の冷たい光が
わたしの影をふちどって

言われなくても
分かってるのに
ひとりぼっちを
強調させる

まるで
時間を遡るように
夕焼けに向かって
走っていく電車を
ただ見送った

もし君がわたしと
おんなじことを
考えていても

君は跨いじゃいけない

境界線

こっちへ来ちゃいけない

生と死の境界線

19/12/05 02:20更新 / Haruka
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