恋の終わりは


しゃくなげの花陰で
露にふるえて泣いている

その肩に
花の吐息が
静かに柔らかに降り積もる

降り積もる幾重の吐息を
月がほんのり染めている

望み途切れたこころの傷に
そんな温みが消えぬよう
時は動かない

恋の終わりはゆりかご

せめてもの終幕は
時の気遣いのままに

泣かせて


26/01/16 14:31更新 / こころのふりこ
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