何の変哲もない朝に
何かが違うのかと思ったら
それは何の変哲もない朝
窓の外はスッキリしない天気
部屋は蒸し暑く
それでいて窓から入る風は
時折澄んだ感触で私の肌を撫でる
あれから1年が経ったんだね
あまりにも早い時の流れの中で
いろんなことに奔走してきた
型にはまったことはしたくない
今日はただ心でしっかりと弔おう
時の流れはあまりにも早くて
こうしてどんどん
現実が記憶の隅に追いやられていく
いい記憶とそうではない記憶と
混在する父との思い出
あちらで少しは反省してるかな
いや、多分していないだろう
それでもいいか
もう住む世界が違うから
混濁併せのむ
そして今日は無心に手を合わせよう
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