遠い昔に

遠い昔に数々の恋があった

ときに笑い

ときに悩み

ときにうなだれ

そしてまた前を向く





遠い昔に数知れぬ人たちがいて

その数の何倍もの

数知れぬ恋があった

ときに笑い

ときに悩み

ときにうなだれ

そしてまたいつの日か

幸せに気づき前を向く



人類の数だけ記憶があり

その何倍もの数の恋があり

それが礎となり歴史になる




遠い昔に数知れぬ人たちがいて

その人たちが住む星は美しかった

地球と言う名のその星は

人々の心にこの先も

終わることなき歴史を刻む






22/07/13 13:41更新 / 志月
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