ただ淡々と

見下ろせば

夜の帳が下りる街

何も考えずに瞼を閉じよう

明日になればまた日が昇る

そんなごく当たり前のことに

今はただただ身を任せ

何も考えずに時を過ごす

いつかは終わる人の世の

訪れ間近と思えども

風のない日の水面のように

心乱さずじっとして

ただ淡々と淡々と

静かに全てを受け入れる

波風のない心だけが

今の我が身を救ってくれる



24/06/04 19:43更新 / 志月
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