土曜日の朝に
詩が書けないなら書けないように
現実の自分を受け入れよう
無理に書く必要はない
心が動いた時に文字にすればいい
そう、最近心が動かないのだ
言葉が全く紡げないのだ
それは脳の老化のせいなのかも知れないし
心もまた老化しているのかも知れない
こんな時は無理をせず
ゆらりゆらりと生きていればいい
今朝ご飯にたらこを乗せたら美味しかった
そんな些細なことを楽しめたらいい
週末の朝はなぜか気だるくて
それでもそろそろ洗濯物を干そう
私はいつも部屋干しにする
その方が紫外線による
生地の劣化が防げるらしい
でも実はそれ以前の問題で
階下の人がベランダで
煙草を吸うから嫌なのだ
その階下の住人も
最近姿を見かけない
活動的な人だったのに
今年はほとんど会うことがない
そうか、きっとその人も
ふと何かに疲れてしまい
ゆらりゆらりと生きているのかも知れない
週末の朝はなぜか気だるい
そんな中にも光を見出そう
もう何度目かわからない土曜日の朝
繰り返し迎えられることは
実は幸せなことなのかも知れない
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