安心できるもの
安心できるもの
その中のひとつが
匂いなのかなと
ふとそう思った
そこはかとなく感じる
自分の匂い
そしてかつて
好きだった人の匂い
その匂いに安心できたから
好きだったのか
それとも好きだった人の匂いだから安心できたのか
それは未だ持ってわからない
今となってはわからない
あの日あの時のその人の匂い
今はもう思い出せないし
思い出したくはない
今はただ
そこはかとなく感じる
自分の匂いに
ただ何となく安堵するだけ
23/06/13 23:56更新 /
志月
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c