憎しみの話

彼らと離れて1年経つ
今は優しい人達に囲まれて幸せだ

けれどその幸せの狭間にふと見える

とてつもない増悪

憎しみがまるで怪物のように
蠢いている

日に日にその憎しみは大きくなり
幸せの柱の影でいつも隠れている

過去の憎しみが 喰らい尽くす
増悪 嫌悪 復讐 憎しみ 憎 憎

憎しみからは何も生まれない
しかし このとてつもない増悪は消滅することはない

消えないものを生ませた憎しみ
優しい彼女達の傍でこの醜い怪物を飼い慣らさねばならない



しかしいつの日かその憎しみは
大きな悲しみになっていった

21/01/29 01:49更新 / 有栖
いいね!感想

TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c