さよなら新世紀
空っぽの心臓から
透明の液体がまだこぼれてくる
ご機嫌な朝の日差しが
脅すようにドアを叩く
ステキな明日よりも
つらくない今日をください
住む世界が違うから
生きてる時間が違うから
目の前にいるあなたに
僕は一生出会うことはない
ドアを蹴飛ばしてさよならを告げる
窓を叩き割ってさよならを告げる
息を止めてさよならを告げる
新世紀にさよならを告げる
どこにも居場所がない人は
どこで息を吸えばいいですか?
どこにも居場所がない人は
どこで泣けばいいですか?
確かに歩いてきたはずなのに
振り返ると足跡は消えている
たぶん昨日の雨のせいだ
きっとそうにちがいないさ
ギターを弾いてうたを歌いたい
ここにいるってうたを歌いたい
生きているってうたを歌いたい
死にたくないって歌いたいんだ
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