君の力/僕の悩み

複雑に散らかった部屋
ライトもない真っ暗の中
何かちぎれた 限界だった
どうしてここまでほっといたの

時間をかけて説明しても
満たされはしなくて
面倒臭いでしょ もうごめんね
罪悪感が上乗せで

自分でするしかないんだ
不満の探求は
暗い部屋のドアを開けて
ご機嫌を探しに
君には迷惑かけないよって
ほんとのところはね
無力な自分を差し置いて
君は僕のお悩みに対しては
無力なんだろうって


切れた糸はそのままで回る
不具合と隣合う普通の日
もしも信頼と名がついてたら
本当に終わってたな

キラキラと湧く喜びは
隠しはしないのに
ドロドロな方の本音も
伝えたくて理性が震える

もしも僕がいたことで
不満が消えたなら
そういう力があるとしたなら
希望が見えるんだ
君では何にもならないよって
薄々感じてる
だから君とはバイバイなんだ
また誰か探して

無力だと解りながら
持てる力だけでも立ち向かう
無力だと思いながら
世界を変えるような何かを
君の中に期待している
ほんとのところはね

自分でするしかないんだ
自分の変革は
暗い部屋の中を散らかす
心を変えたくて
少しは迷惑かけてもいいって
思えたらいいね
溜まった糸のストレスを
少しずつ少しずつ はなして
お互い 自然体に

22/06/22 20:54更新 / でんしん
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