既読にしないもん
突然驚かさないで
普段来ないあなたからの連絡
もう随分経ってしまったのよ
涙腺も緩くなっているのよ
何気ない「元気?」の一言でも
1本の電線のように変わるの
繋げたらまた落ちる稲妻
泣いちゃうほどに嬉しくて
枕元のプレゼント 華やかな包み紙
開けるのがもったいなくて
ずっと楽しんでいた
届いた通知 見つめながら
中身を想像しているだけ
寝る前の幸せには
それだけでいっぱいなんだから
朝目が覚めるまで
既読にはしてあげないんだもん
目を閉じて幸せを抱き眠る
その間 あなたにも
気にしていてほしいから
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