メサ
人を愛せなくなった理由を
あなたのせいにしていいかな
風化を辿る粉粒の思い出が
灰になって心に降る
死ぬほどのダメージの身代わりに
詩の山をどれだけ重ねても
捨てきれなかった空っぽが
強くそこに残っている
とても綺麗なさよならだった
あとは風に任せると誓った
また会ったなら同じように
あの時みたいに愛せるだろうか
月日 月日 重ね 重ね
固く締まった心の礎
風化を辿る 嵐の果ても
強く残り そびえる
とても綺麗なさよならだった
また会おうと固く誓った
誓わなければどれほどよかったか
あの時みたいに愛せるだろうか
降る粉粒を握った手を
いつか放せる日まで
TOP
