お茶の間

いろいろ言葉を入れ換えるけど
おそらく悩みはひとつのもの
複雑な経路で交わり合って
見えなくなるまで落ちていく

自信がないと言うよりは
みんなの姿が偉く見えて
ただこれも視点を変えただけで

でもそんな気持ちも
暖かすぎる部屋のせい
口をつけないお茶のせい
君のせいではないんだよ

泥沼みたいな脳内に探しに行かないで

1分1秒1日単位の悩みや不安が
ドラマの彼にもきっとある
削られるべき 伏せられるべきものだとしたら
私の人生は悲しいじゃないか

でもそんな気持ちも
暖かすぎる風にのせ
温くなってたお茶に流して
悩まなくてもいいんだよ

削って伏せても問題ないんだ
きっと

22/03/07 13:39更新 / でんしん
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