渇望くらいがちょうどいい

朝食少し減らして
飢えたふりをして生きる
身の丈にあった幸せってのが
これくらいだと思っている

打ち消すことのできないプラスとマイナスを
両手で受け止めていけたら
人間、最高なんだろうけどな

幸せな記憶が日に翳り
遠い昔のことみたいに忘れちゃうのは
それ自体が幸せなことだ
ほうら、手足が動くだろう

渇望くらいがちょうどいい
何しても崩れる石の塔
嘆き悲しむ暇があるなら
持ち物を探そうぜ

25/02/11 13:51更新 / でんしん
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