星巡り
仕方ないとして受け止めた
大流と思しき言葉の網
不満だらけで散らかる掲示板
それすら気づかないふりをした
自分でも上手く動かせない
体に閉じこもった心臓
些細な恐怖で震えながら
いちいち瀕死のダメージを負う
考え事に置いていかれて
忘れられちゃった浅い呼吸
寝ても醒めても忙しない鼓動
黄色いリズムで赤を運ぶ
愛され方に気づけなかった
だから憎しみ方も分からない
今を作った自分が
自分じゃないようで
綺麗に思えた空のこと
抱かれた背中の温もりを
心の琴が選んだひとつひとつ
もういちど 巡る
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