スクラップ
ここまで続いた過去の時間は
誰にも等しく与えられたもの
だからハズレに等しい経験すらも
本当に捨てられずにいる
忌まわしいイベントが重なった
この体を嫌って 今に至る
本当は捨ててもいいもの
本当にそうなの
全か ゼロかで考えてしまう悪い癖
好きになれた あの時の自分も
大嫌いだ いっそ全てを
正直に拒んでしまえば
惰性で抱き締めていた過去が
ひとりでに歩き出すよ
零れ落ちた歌詞のように
忘れもしない歌のように
行きたい方に行くものだろう
生身で応えた感情は
24/09/08 07:12更新 /
でんしん
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