再生燃料
普通なんてもの この世になくても
大半って言葉は確かにあって
探していたんだ 段々と変革を
そしてここまで生き延びた
見聞やら 視点とか
広げる生き方に呪われた
そうしなきゃ泳げないって本気で
今でも必死で思っているから
錆びて生まれたこの体
初めて輝きを纏った あなたの隣
確かにそれは希望だった
誰かのために命燃やす
この芯が変えられるとは思えない
燃えても尽きないエナジーが
これからの人生に欲しい
今から変わるのだろうか
捨てなきゃいけないのだろうか
生きる意味など 何もないのに
こんなに躊躇うのは
空っぽな気がした手のひらが
心を漁って なにか掴もうとする
取るに足らない過去は後ろから
時間とともに紙くずになる
今ここにあるこの体
作った 様々の尊さを抱き
それが全てだと思ってしまう
誰かのために命燃やす
私を形作る美学
燃えても尽きないエナジーは
どういう形をしているの
誰かのために命燃やす
倒れないことを祈り進む
炎が写した私の影
それで初めて輪郭を知る
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