曇りのち
声を上げよと息巻きながら
苦情に怯える狭い世だ
歌は消え入り囁き声で
おちおち窓も開けられない
かびくさい部屋にあてられて
屋根の下でも曇り空
泣き晴らすこともないながら
上っ面も凝り固まっていく
何のため、ばかり思って
意味のないスワイプ続く自己矛盾
よくないことだと分かっているけど
左手が重さを忘れられない
晴れ空が広がるその意味を
外に繰り出すその価値を
また見つけ出せる 手に入れる
そんな日が来るよ
ベッドを離れるその意味を
冒険に出るその価値を
また見つけ出せる 動き出す
そんな日が来るよ
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