歓迎会
一夜明けてホテルロビー
未だむかつく腹の中
今は何も食べたくないけれど
手の言うままにパンを拾う
昨夜はうまくやれていた
わりと真面目にニコニコもした
「けれどあいつなら きっともっと」
どんどん穴だらけになった
いつになれば大人になれるかな
考えているうちはきっと
願ってばかりじゃ一生
なれないんだろうな
僕の後ろ 背中向けた向こう
誰と誰 笑う x,y,z
場を支配した当然の活気
本当は僕も持っている
生きる道 続く窓の外
木漏れ日の青 トーストに塗り
居場所を捜した1歩目が
まだ始まったばかり
頑張らなきゃなんだね
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