灯篭流し
燃え尽きてしまった約束
消えたままで抱えて歩く
ろうそくの芯に もう一度
灯る未来になるように
終わりの見えない約束
命と引き換えた契約を
時間の川に揺らされながら
丁寧に渡っている
伏した時だけ起きる意思
誰にも習わない止め方
右に左に寝返っても溢れる
涙は枕に落ちて止まる
その終着に見える景色
思い描いたのは頭の中
答え合わせの旅は続くよ
行き交い伝う明かりの群れ
誰かの別れが消して作った
暗闇から全て始まった
彩られた 最後に灯すのは
君であってほしい
まだ燃えるような日々に立つ
その日のためにこの足が動く
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