秋の便り
1歩外に出れば気持ちのいい朝
やっぱり秋はいいね
相変わらず死にそうだけど
元気に笑っているよ
1つ窓を開ければ
やっぱり肌寒かった
風に揺れる黄金の稲穂
また生き延びる術探さなくちゃ
昼は大丈夫さ
太陽が冷えた肌をあっためる
夜は見つめ合える
まんまるに輝く月と君と
押し寄せる10月の波に
泳いでは 咳をしてばかり
元気だ 元気 だってこんなにも
世界は美しい
今日もドアを開ける
僕の大好きなユリの木立も
色づきを始めたね
ベッドの上で過ごす時間が
ちょっと減ってきた
押し寄せるイベントの波に
無理をして 咳をする ひとり
りんごとか買って帰ろうよ
秋で元気になれるよう
日に日に増していく寒暖差
簡単さって乗り越えてみせて
平気な顔して息する君が
僕は心底羨ましいんだ
僕がいなくとも
押し寄せてくる10月の波を
僕は生き延びるよ
元気さ 元気 だっていつでも
君が見ている
君のいる秋が来なくとも
なるだけ味わってみせるさ
TOP