地元

久しぶりに帰ってきた地元。
店が潰れていたり、新しく出来ていたり、少しずつ変化してる。
でも雰囲気は変わらずに、僕を迎えてくれる。
人によって故郷は違うけど、地元に感じる愛着や雰囲気は同じなのだろうか。
最寄り駅を降りた時から感じる「帰ってきた」感覚が愛おしい。
でも、ずっといるわけにはいかない。
僕も変わらないといけないんだ。
また、帰ってくるよ。待っていてくれ。
聞き慣れた電車の音が背中を叩いた。

24/09/11 15:47更新 / シノゴゼン
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c