韻(闘い)

朝がくるたびつくため息
繰り返しの日々リタイアしたいもうじき
バスに乗る無駄になる帰る
仕事したとこでなにになる
家篭り聞くASMR
それが神の救いになる
ラップや詩を書くことが
自分を救済する措置となる
心の中の怒りや衝動
どうしようもなく路頭に迷った情動
そう意味ない現実穴開ける暴動
矛先向けるはバベルの塔ノー
お前の耳両方
ヒップホップ
甘くない現実の特効薬
戸を開く外の世界バイバイ俺の株は暴落
だからどうしたドープな低音楽
作る方がまだ生産的だ
ならとことんまでやるべきだ
放棄した社会での役割
今破壊することわり
この世でやるべきことここにあり
終わりの始まり
だからこそ胸が血沸き肉踊り
誰かもう夜明けがそこまで来てる
眠ることを忘れ書き続ける
季節は秋
風が吹く大志は過去に抱き
葬り去った能書と青い春
ここで待つずっと待つ
みんなが消え
傷が癒えることなく言えぬことが胸を裂く
今このクレパスで熟れ出す自画像描く
それでこの筆を断つ

23/09/08 23:41更新 / 伸一郎
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