僕は途方に暮れながら

なぜに そんなに思い荷物を
たったひとりで背負い込んで
全部自分のものだから
それも仕方のないことなのさ

 そうまでして欲しいものじゃないのに
 でもいったん背負っちゃった以上
 もう放り投げることもできない
 このまま運ぶほかはないのさ

この背の上があまりに重くて
倒れて押しつぶされてしまいそう
けれども今 僕に杖はない
自分で立ち上がるしかないのさ

 道のりは遥かに長い
 僕は途方にくれながら
 決心するでもしないでもなく
 何となく先に向かってるのさ

23/12/07 19:32更新 / 春原 圭
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