北紀行・最果ての章
いやあ 車を出してもらわなければ
ノシャップだけで終わってたとこだよ
いかにも作り物っぽいのがナンだが
ここが日本の北の果てなんだね
流氷溶けて 春風吹いて
ハマナス揺れる岬の向こう
今日はサハリンが見えずに残念
巨大な鶴がそそり立つ丘は
真夏とは思えぬ涼風の中
優しく丸みを帯びて広がる
この土地で生きる人たちもきっと
極寒に閉ざされた家の中
優しさを暖め続けてきたのでしょうか
今日はホントに どうもありがとう
さて それじゃそろそろ戻ろうか
今夜は帆立の貝柱をサカナに
心をお燗にしてくみ交わそう…
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