泥まみれ

無彩色に統一された夜空から
透明な滴がぽつりぽつり
俺が傘持ってないの知ってるな
やっこさん さらに図に乗って
滴は連なった長い糸になる
舗装されない砂利道は
ものの見事にドロベタになった
おっと こいつはいけないと
俺は韋駄天 走り出したのだが
松の根っこに大きくつまずき
眼前には 茶色に濁った水溜り
今日の俺は上下真っ白い服
突然起こったこの喜劇に
その場に寝っころがって高笑い…

25/05/08 20:26更新 / 春原 圭
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