夏の終わりに
パチパチパチ…
線香花火がはじけてる
ひと夏の思い出のひとつひとつが
縁側にパチパチはじけてる
最後に残った たった一本の花火が
想い出を吐き出してる
あの海は とても優しかったね
あの林は 空がきれいだったね
あの夕暮れは すばらしかったね
そして あの日のキミは
今まででいちばんステキだったね
ありったけの想い出を吐き出して
今 夏の名残りが
ぽとりと土の上に落ちた…
23/09/25 19:40更新 /
春原 圭
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