松がとれたら
年が明けたら 始めよう
三が日が過ぎたら するよ
松がとれたら 手をつけるさ
窓の向こうに 凧が舞い踊り
ゴロ寝三昧の正月休み
餅で腹が重いわけじゃない
酒で頭が重いわけじゃない
年の始めのためしとせ
何も始めたためしなし
いつもずっとこうだった気がする
松がとれたら 普段の日々
また 人ごみに流されながら
冥土の旅の一里塚
めでたくもあり めでたくもなし
25/02/26 19:41更新 /
春原 圭
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