ねえキミ 僕は

ねえキミ 僕は朝日を見るたび
もやにけむる街を冴えわたらせる
キミにも似たすがすがしい空気に
寝覚めの意識も透明に輝き
快活になれる気がするのです

 ねえキミ 僕は黄昏を見るたび
 陽射しと宵闇のはざまにたたずみ
 少女と大人を揺れ動きながら
 とまどうキミの表情思い浮かべ
 寂しい笑みがもれるのです

ねえキミ 僕は星空を見るたび
小さくきらめく一粒一粒に
キミのひたむきなファイトを見るようで
元気付けられる思い抱きつつ
心から声援を送るのです

 ねえキミ 僕はキミを見るたび
 ざわめく心がそよぐのです

24/12/09 19:44更新 / 春原 圭
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