冬の夜ふけに
ざぶんと首まで湯船につかる
程よいお湯の温かさが
かじかむ手足に心地よい
冷凍庫のような外の寒さに
フリージングされた僕の全身が
徐々に解凍されてゆく
その感覚が何とも言えない
バスルームの窓を開けてみる
スポットライトのような月明かりとともに
夜の寒気が怒涛のごとく押し寄せてくる
僕はあわてて 再び首までどっぷりつかる
湯船の中と 頭の上との
温かさのコントラストがまた爽快だ
やはり入浴は 冬の夜にかぎる…
24/12/08 19:37更新 /
春原 圭
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