ハートブレイク・サウナ
さよならを告げたいきおいで
駆け込んだ 街のサウナルーム
頬つたうのは涙じゃないやい
おじさん ひとりにしておくれ
ひたすら無表情を装ってた
僕の精一杯の意気がりは
キミには愚かに映るだろうか
摂氏90度の灼熱は
容赦なくあざ笑うようでもあり
あたたかな優しさのようでもあり
哀しい走馬燈が駆けめぐる
脳裏にゆれる陽炎のキミは
それでも愛らしく微笑むばかり
頬つたうのは涙じゃないやい
キミへの想い 吹き出てしまえ
流れては落ちる汗と一緒に
天使の笑顔 こぼして散らせ
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