寂しき街角

もしも 偶然どこかの街で
キミとバッタリ出逢ったなら
僕はどんなふうになるだろう

 ほんのささいな出来事で
 疎遠になって はや2年
 時の流れは 想い出を
 洗い清めてくれるというけれど
 さりとて あの日の哀しい事実が
 カタチを変えるわけでなし

もしも 偶然キミと逢ったなら
僕は おそらく顔をそむけて
足早に走り去るだろう
こうして 街を歩きながら
よく似た顔を探すくせして

24/10/25 13:48更新 / 春原 圭
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