誰も通らない道
僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
だけど 道ができたからって
一体何になるというのか
他人が通ることはできない
僕自身 Uターンできない
完成した道を眺めてれば
いつまでもそこで行き止まり
作りっ放しのまんまの道は
月日とともに荒れ果ててしまう
こんな道なんかいらないや
けれど 僕の気持ちにおかまいなく
僕の後ろに道はできる
そして その道の歩き心地は
永久に 僕だけしか知らない
24/09/14 15:42更新 /
春原 圭
作者メッセージを読む
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c