隠してくれた冬の雨
憧れの君とお出かけ
有頂天な俺
気持ちは晴れ晴れ
空は曇天
いつでも泣き出しそう
カフェで一休み
たわいもない話がうれしい
やっぱり笑顔も最高
外に出たら冬の冷たい雨
君とお揃いのマフラーを
俺にまいてくれた
照れて熱った顔を
すぐに雨が冷やしてくれた
そして君の手をとって
傘の中にいれた
白い吐息までが
赤く染まってそうだ
流石に隠せない
冬の雨の中を
二人がはいった赤い傘が
クルクルと歩いていく
24/01/21 08:32更新 /
ブラック・エンジェル
いいね!
感想
Tweet
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c