まぼろし

独りでいるとさびしくて
誰かがいるとじゃまくさい

私は幻の中に横たわる

そこは 陽だまりの香り
     乾いた温もり
      昼下がりのざわめき

刹那を見ると切なくて
永遠なんて疎ましい

私は幻を待っている

それは 雪解けの香り
     柔らかな霧雨
      遠い海鳴り


25/12/18 20:26更新 / 中谷紅子
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