心に嘘をついてでも

求め求められ
薄闇のベッドの上で
涙の跡に指を這わせ
似合わない強がりを
言わずもがなな嘘を
ついてでも
手放したく無い気持ちを隠し
瑠璃色に染まり始める空に
伸ばす背筋
笑顔で「おはよう」と独り言

25/01/19 09:46更新 / 硝子の猫
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