瞳の奥に焼き付けて


未だ もう少しだけこのまま
雨上がりの夜空の星の煌めきに
夏の夜の夢のようなあの時に
楽しくて幸せな想い出に
賑わう街の喧騒から離れて
慎ましく でも艶やかに
舞い踊るあなたとの輪舞
黎明にふと蘇るあなたの香り
手に触れたあなたの唇
イルミネーションの様に心を飾る
見つめ合った瞳の奥に
ただ焼き付いてしまえたら
いつだって
幸せ

25/03/11 07:48更新 / 硝子の猫
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