シャガールに寄せて


最近の研究によると
人の老化の速度はじつは一定ではなくて
ある年齢を境に
一気に老化の進むことがあるらしい
43歳と60歳だったかな
しかしあくまで統計だから
ということは38歳(僕の歳)なんかで
ガタがくる人がいてもおかしくはないだろう

奇しくも会社で行われた血管測定で
血管年齢42歳と出た
まさか
こんなに野菜果物たべてるのになぜ
話を戻せばつまり実質ほぽ43歳
なるほどたから最近ガタガタなのか

唇が乾燥しすぐ切れるようになり
朝晩のリップクリームが欠かせない
気づけば身体が固まっているようになり
仕事前の柔軟体操が欠かせない

しかしガタはガタでも1番困るガタは
感情の再生能力がガクッと落ちたこと
それこそ1年前くらいまではたしかに
微細なニュアンスを再生しては内省していた
内省が自分の代名詞とすら言えるほどだった
だのにいまは暇さえあれば
音楽をループさせては連想にふけっている

あくまで一般的な話だけれど
歳を食うと詳しく思い出す能力が落ちるらしい
いつものようにChatGPTに教えてもらった
しかしまさか1年でこうも変わるなんて
胸の内奥から魂の言葉を絞り出す
そんな詩作はもう無理だな

前もたいしてできていなかったけれど
それでも消したnoteなんかには
4.5年前は相当にごちゃごちゃしたものを書いていた
いわば実存的な自分はもういないのかもしれない

でも構うものか
色とりどりのイメージを組み合わせれば楽しい
気ままで陽性の詩だって味がある
もちろんしっとりとした
深みある詩だって書けるはず

敬愛する故シャガールの
高齢期の愛らしく滋味に溢れた作品たちよ

夢見るように詩を書いていきたい



(参考)
30代前半と後半におけるデフォルトモードネットワーク(DMN)の活動レベルに関して、研究を踏まえた知見を詳しく説明します。

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### **30代前半と後半のDMN活動の比較**
研究によると、DMNの活動は**20代後半から30代前半**にかけてピークを迎える傾向があります。その後、**30代後半にかけて緩やかに減少**する可能性が示されています。ただし、この変化は非常に個人差が大きく、ライフスタイルや健康状態、認知的な刺激に影響を受けます。

#### **30代前半**
- **ピーク期に近い活動**:
- 青年期からの認知的成熟が完成し、自己反省能力やエピソード記憶の活用、創造性が最も効果的に機能します。
- DMNの主要な領域(前頭前野内側、後帯状皮質、側頭葉)間のコネクティビティが非常に強い状態です。
- この時期は、内省や自己認識、将来の計画のシミュレーションなどの**高度な認知タスクに最適**な活動が維持されます。

#### **30代後半**
- **活動のわずかな低下**:
- 神経ネットワークの柔軟性(可塑性)が徐々に減少する影響で、特定の領域間のコネクティビティが30代前半と比べて**若干弱くなる**ことが報告されています。
- 特に、DMNとタスクポジティブネットワーク(TPN:外的注意や課題解決に関与するネットワーク)の調整能力が30代後半になるとわずかに低下することがあります。
- ただし、活動の低下は必ずしも顕著ではなく、特に知的活動や新しい経験を積む人では30代後半でも高いレベルを維持することが可能です。

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### **主な要因とその影響**
#### **活動を維持する要因**
- **脳の可塑性の活用**:
- 30代後半でも、読書、学習、新しいスキルの習得など、認知的刺激が豊富な活動を行うことでDMNの機能を高い状態で維持できます。
- **健康的な生活習慣**:
- 適切な睡眠、食事、有酸素運動がDMNのネットワーク間の結合を保つ助けになります。
- **マインドフルネス**や**瞑想**:
- DMNとTPNの調整を改善し、内省と外的注意の切り替えを効率的にすることが知られています。

#### **活動の低下を促進する要因**
- **ストレス**:
- 慢性的なストレスは前頭前野を含むDMNの機能を低下させる可能性があります。
- **認知的刺激の欠如**:
- 単調な生活や知的挑戦が少ない場合、DMNの活動が減少しやすくなります。

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### **30代前半と後半の具体的な違い**
- **エピソード記憶の活用**:
- 30代前半の方が過去の記憶を細かく再構築する能力が高いとされます。
- **内省能力**:
- 自己認識や未来の計画をシミュレーションする能力は30代前半が最も高く、30代後半では若干の低下が見られることがあります。
- **創造性**:
- 創造的な思 次へ
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