1000万ドルの女
秋の夕暮れ
長い影を見てると不安になるの
Calling You!
片時も離れず傍にいてほしいけれど
か弱いわたしとあなたとの距離
ぎゅっと繋げてよって
託す先は物哀しい風しかなくって
君は薔薇のよう
そうあなたは言ってくれたけれど
わたしの赤のカーディガン
侘しさのさなかなんだか浮いてる
いたたまれない
Take me with you!
この街の果ての
星降る丘へ
幾筋もの光湛えた真紅のドレスで
わたしはあなたを誘う蛇になる
転びそうになるほどのヒールはギミック
突進のように寄ってくるサイみたいなあなたに
長く妖しい脚を絡みつけるのはほんの序章
儚くも遠大な幾万もの明滅のさなかで
季節も種族も超えた愛が燃え盛る
果てた身体で見上げれば2人
100万ドルの星空に吸い込まれて
でもすぐにあなたはまた寄ってくるの
君は1000万ドルの女だって
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