研ぎ澄まされた恋だけを
セミが鳴かなくなって
朝晩が涼しくなる
1人佇んだ明るすぎる夏の黄昏に
ちょっと名残惜しげなサヨナラ
可笑しいね
君と出逢った途端
なんだか物哀しくなるなんて
抗うように入れるダンスポップのスイッチ
熱いハートが動き出し
肌寒さこそが踊るための下地になる
淡い陽射しのさなかでこそ
僕らきっと眩しい夢を眼差せる
高く儚い水色に洗われた
ロマン見据えて風の音符を友にして
季節の明日へと走り出す
君と手を取り合えば寒さもへっちゃら
星空に昇る互いの吐息を糧にして
銀の氷樹に燃え盛る愛、映そうよ
春夏秋冬紡ぐ優美なこの地球(ほし)で
研ぎ澄まされた恋だけ演じてく
物哀しさに浸ってる暇なんてない
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