薄紅のハート



絹のよな
霜に君への想い載せ
庭に満ちるは薄紅のハート




銀世界
水色の蝶がひらひらと
舞うよな君の甘いはにかみ




冬空に
昇る吐息を合わせたら
きっとツインソウルができるね




凍てついた
夜に胸の芯に火を灯す
2人の夢をゆるりと焚べつつ




朝ぼらけ
夢去ってまた夢来たる
薄氷の君に溢れたてのモカ




牡丹雪
2人仰げば明日への
緩やかな坂がホカホカと淡く










24/07/13 06:32更新 / はちみつ
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c