隅のカラス

夜明けの薄明かりの中
カラスに突付かれるゴミ袋
袋はやぶれて中のゴミが散乱している
道を急ぐ人たちは避けるように歩く

やがてカラスは飛び立ち
ゴミは回収されるが
散らばったゴミは残り
風に運ばれ隅の方へ

しばらく僕はそれだった

今日も朝が来た
カラスは道を見つめている

25/01/23 05:23更新 / adieuadieu
いいね!感想

TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c