夢の続き
懐かしいね 会いたいね
そんな言葉をつぶやいては涙流す
君をうまく愛せたことなんて
一度だって無かっただろう
互いの存在を何度もたしかめた
その度に自分の過ちに心痛めて
君の肩を抱き寄せるのが精一杯だった
もう一度 見せて欲しい 途切れた夢の続き
君が去った風の中で
君に合わせた歩幅で通り過ぎた街並みが
いまは見知らぬ顔している
置き去りの部屋の
君が畳んだ服もいまだに着れなくて
まぶたに柔らかな笑顔が焼きついたまま
鮮やかな壁紙は元に戻せなくて
夜になると君の胸の音が聞こえるんだ
もう一度 見せて欲しい 途切れた夢の続き
君が去った風の中で
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