灯火に泣いて
ひとり公園のかたすみ
小さな虫たちの声に励まされる
日が昇り やがて沈む
その日に何が起こるかは
知る由もない
あなたと話した言葉
ひとつ ひとつ 数えて
心に きざんで きざんで
今日一日を生きた証を残したい
誰かのための幸せを思うけれど
うまくは祈れない
目の前のあなたにありがとう
それが唯一の償い
灯火に泣いたのは
あの明かりがあなたに思えたから
20/06/04 23:57更新 /
なまこ
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