あの娘にホットココアを

この並木道

退屈な夜にはぴったりだ

街路樹の数は21本

覚えてしまったよ

冷たい夜に寄り添い歩く恋人たちは

かすかに触れ合う指先に恋してる

そんな中きみは誰かを待っていた

おぼろげな月だけが頼りかのように

届かぬ想いをポッケにしまい

震える頬が哀しみのすべてを知らせてた

こんな夜では愛は見つからない

それでも待つのは乙女心のいとおしさか

23/12/01 19:42更新 / なまこ
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